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「どのような商品を売るか」よりも「何ができるか」を重視して会社を選びました。

2011年入社

宮下 大輝

螢雪社 バイヤー

入社のきっかけは?

大きな仕事を自分の裁量で進めることができそうだと思ったことが、螢雪社に入社を決めた大きな動機です。規模の大きすぎる会社ではトップダウンとなるケースが多く、一般社員は指示を受けて動くパターンになりがちですが、螢雪社の場合は、自らが会社や市場を動かす実感を持てる環境だと考えました。

また、学生の頃にしていたアルバイトは小売業で、発注なども自分で行なっていたのですが、自分の仕入れた商品が売れていくのが楽しかったのを覚えています。そういった経験もあり、もともと商品を売ることに興味を持っていて、「どのような商品を売るか」よりも「何ができるか」を重視して会社を選びました。

 

今の業務内容は?

私の職種は、バイヤーです。業務内容は細かく分けると多岐に渡ります。

国内外のメーカーや海外の取引先との商談・商品仕入・生産管理をはじめ、オリンピアオリジナル商品の開発、商品展示会への参加や市場調査、そして店舗における売場提案や受注活動などがあります。

 

「モノを売る、だけじゃない」と 感じたエピソードは?

オリジナル商品の企画・生産を行うようになった2014年頃に、オリンピアオリジナルデザインのパペットを作る企画があり、その後に忘れられない出来事がありました。

上司と共に中国で生産工場を探すところから始まり、デザイナーとのデザインの擦り合わせと決定、商品化してお店に届けるまで、ものづくりの工程の多くの段階に携わり、その商品は現在もオリンピア店舗では定番商品として販売されています。そして2020年を迎えた頃、パペットを購入されたお客様から「以前購入したパペットを改めて購入したい」というお問い合わせをいただきました。どうやら、以前購入されたパペットが汚れてしまったから改めて購入したいとのこと。お子様がパペットをすごく大事にしており、一緒でないと眠れないからぜひもう一度購入したい、とパペットを抱いて眠っているお子さんの写真を送っていただいたのです。

螢雪社の所属ですと、お店に商品を届けるところまでが仕事なので、普段は自分のもとにお客様の声が届くことはほとんどありません。しかし、自分が携わった商品がお子様にもお母様にとっても大事なものになっていることを知り、これが「モノを売る、だけじゃない」ということなんだと実感することが出来ました。

 

OFFの過ごし方(趣味)は?

趣味というか、プライベートではバンドをやっていて、全国各地でライブ活動を行なったり音源製作をしています。

また、野球観戦が好きです。(地元のドラゴンズファンです!)
休日には、Youtubeを見たり、妻と散歩に出かけたり、ペット(デグーマウス)と遊んだりと、何気なくゆっくりと過ごせる時間に喜びを感じます。

 

オリンピアはあなたにとって どんな会社?

考える力を身に付けてくれる会社、です。若いうちから責任のある仕事を任せてもらえるので、自分で「どうしていこう?」「こうしていくべきではないか」という思考を、早いうちから持っておく必要があります。

私でいえば、入社2年目で海外へ商品を探しにいったり、営業経験がないにもかかわらず30店舗のお店への営業担当を任せてもらうこともありました。もちろん経験が無く上手くいかないことが多かったのですが、その分どうしたらよりよく仕事を行っていけるのかを考える力が身に付いたのではないかと感じます。

また、現在も今までの仕事に加え、国内仕入れという仕事も任されているので、日々考え成長できることに喜びを感じています。

 

今の課題・目標は?

目標は、オリンピアには無くて新しく求められている売り場を作り上げることです。

昨今のコロナウィルスの影響などもあり、お客様が求めているものはマスク、タオルなどの必要な最低限のものが増え、「かわいいから欲しい!」と思って買っていただくためのハードルが非常に高くなっているように感じます。

そんな中で、よりお客様が「可愛い!」「新しい!」と思えるような商品を、より多く発見していくことが、今まで以上に重要になってくるのではないでしょうか。だからこそ、今後もさらにお客様に感動していただけるような売り場の手助けをしていけたらと考えています。

当たり前ですが、人によって働く際に求めるものは違います。自分がどんなことを重視して仕事をしたいのかを明確にして、悔いのない就職活動を行ってください!